福祉のまちづくり公開講座

2月1日(土)、「福祉のまちづくり公開講座」が午前午後の二部構成で実施されました。

午前の部の「終活及びエンディングノート」が始まる前にチョットしたハプニングが……。「用意したレジメが……足りナイ!」。スタッフを含めて50部と、多めに用意したつもりだった、これまでの経験から。大急ぎで増す刷りしてなんとか間にあった、という。参加者は59名もありました。スタッフにとっては望外の歓びでしたでしょう。
講師の對島明子さんは司法書士。豊かな経験からの具体的な内容、証書遺言が自筆でなくても作成することができるようになり、添付する書類がパソコンで作成したものでもOK、通帳のコピーなどOK、など相続法の変更点…などいろいろの例話に傾聴しました。
午後の部は、地域のあんしん長寿相談所職員、医師、薬剤師、訪問看護師、理学療法士、ケアマネジャーなど総出の医療のお話。小野学区高齢化の現状、在宅医療の現況、口のケアの大切さ、さらには自主上演によるアドバンス・ケア・プランニング (ACP) のDVDの上映と、多様で豊かな内容でした。

(ACP=患者さん本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、現在の病気だけでなく、意思決定能力が低下する場合に備えて、あらかじめ、終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うことや、意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておく、その一連の営み、過程のこと。)