志賀中学校協力者会議

12月6日大津市立志賀中学校の協力者会議が開催された。地域の学校関係団体のほとんどが参加し、学校の実情、実践、課題を共有し、地域が果たすべき課題を探り、学校ともども対処するための組織である。ほとんどは生徒の安全に関わることがらになる。

当日は朝から寒く、ときおり時雨れ、比良山はうっすらと雪を被っていた。

志賀中学校は共同的学習を取り入れた特徴のある教育を推進しており、成果を上げつつある。
学力は全国平均をわずかではあるが上回る。特徴は下位者が極めて少ないということ。
ほとんどの生徒が平均あたりに集中しているということだ。
別の言い方をすれば特段の高位者が少ないということにもなるだろう。
が、私に言わせれば可能性の集団だと直感する。おもしろい。

(その他細かいことを私が言うのも差し障りがあるかも知れないので飽くまで参考として志賀中学校のHPをご覧ください。)

生徒達は素直である。部活も盛んである。大きな問題はない。
とは言え、志賀中学校もいじめが皆無という訳ではないそうだ。SNSなど、対策と対応に努めておられる。

6年前のことだ。私が初めて出た協力者会議には驚かされた。
安全対策がメインテーマだった。「地域安全パトロール」の大きなステッカーを張った車がグランドに40台ほど整列していた。
壮観だった。

地域力とは小さな力のことだ。
そう実感させてくれる光景があった。
だれでもできる。だれもがやる。