大津市コミュニティセンター条例案の再提出について

 コミュニティセンター条例案の審議でいささか混迷した9月大津市議会だったが、10月に入って再提出についての文書が市民部長名で大津市自治連合会長宛に出された。大津市自治連合会にも提示された。議論はまだ行われてはいない。越市長は今年度中に再提出の意向を明らかにしており、またしても住民に十分な説明のないまま性急にことを推し進めるつもりのようである。
大津市の公民館運動の成果を継承しつつ発展的な形でコミュニティセンター化を住民の総意と工夫で推進する必要があると言えようが、十分な議論、課題の整理とその検討もないまま条例化を進めるのはいかがなものであろうか。とりわけ防災機能のあり方は重要な課題だけに議論を経ないで先を急ぐというのは軽率のそしりを免れない。

 大津市自治連合会は早急に、主体的な点検・議論を行わなければならない。

市は、しっかりと手順を踏み、時間的余裕をもって、ことの成就を遂げる決意をもってもらいたい。